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送出Mac qlabmac / QLab のグループ「Playlist」モードを Resolume で置き換えられるか

Resolume Autopilot 検証(Arena 7.28.1)

結論: 最新の Arena 7.28.1 では、①クリップが終わったら次へ進み最後で止める ②大型ビジョン用と LED 用の2レイヤーを列ごと自動で進める ③画像の上に CM を重ねて CM 終わりに画像を残す(出力の録画で黒コマなしを確認)、の3つが実機で動いた。手持ちライセンス上限の 7.13.2 では①の「最後で止める」と②ができない(末尾の参考)。
やりたいこと7.28.1(本検証)7.13.2(参考)
クリップが終わったら次のクリップへできるできる
最後のクリップで止めるできる(ループ OFF/Do nothing)できない(先頭に戻る)
2レイヤーを列ごと自動で進めるできる(長い方のクリップに合わせる)機能なし
画像の上に CM を重ね、終わったら画像だけ残すできる未試験

QLab の Playlist モードと Resolume の対応

QLab 5 の Group cue を Playlist モードにすると、中のキューが1本ずつ順に再生され、終わると次へ自動で進む。オプションは Loop until stopped(最後まで行ったら頭に戻る)・Auto-shuffle(毎回順番を入れ替える)・Crossfade(音量と映像の不透明度をクロスフェード)の3つ(QLab 5 公式「Group Cues」)。

QLab(Playlist モード)Resolume 7.28.17.13.2本ページでの確認
中のキューを順に再生、終わったら次へレイヤーの Autopilot=Play Next Clip(Clip Transport)同じT1 で確認
Loop until stopped を OFF=最後で止まるレイヤーの Autopilot の loop=OFF、または最後のクリップだけ Do nothingできない(必ず頭に戻る)T1・T2 で確認
Loop until stopped を ONloop=ON標準の動き7.13.2 で確認
Auto-shufflePlay Random Clip(random_type に Any/Other/Bag)Play Random Clip未試験
Crossfadeレイヤーまたはクリップのトランジション(Transition)の時間同様(推定)未試験
大型ビジョン用と LED 用を同時に(Playlist を並べたグループ)列(Column)の Autopilot機能なしT3 で確認

検証の方法

7.28.1 で使える Autopilot の設定

どこで設定何をするか選べる値
レイヤークリップが終わったら次へOff/Play Previous Clip/Play Next Clip/Play Random Clip。進むタイミング=Clip Transport(クリップの終わり)/Beats/Seconds。loop(最後で先頭に戻るか)
クリップそのクリップの後だけ動きを変えるLayer Determined(レイヤーに従う)/Do nothing/Play Next・Previous・Random・First・Last Clip
コンポジション(列)列ごと次へ(全レイヤー同時)Off/Play Previous・Next・Random Column。進むタイミング=Beats/Seconds/Shortest Clip/Longest Clip/Top Clip/Bottom Clip。loop

画面では View メニュー → Show Autopilot で、各パネルに Autopilot の項目が出る。

T1 クリップが終わったら次へ・最後で止める(ループ OFF)実測

設定: レイヤー1の Autopilot=Play Next Clip、loop=OFF。A(3秒)→ B → C を並べて A を出した。

1秒: A(赤)が出ている
1秒 A(赤)
4秒: B(緑)に進んだ
4秒 B(緑)に進んだ
7秒: C(青)に進んだ
7秒 C(青)に進んだ
11秒: C のまま止まっている
11秒 C で止まった(A に戻らない)
T1 の画面録画(13秒)

T2 最後のクリップだけ「Do nothing」実測

設定: レイヤーの loop は ON のまま、C のクリップの Autopilot だけ Do nothing。演目の途中で「ここで止める」を作るときに使う。

11秒: C のまま止まっている(中央は体験版の透かし)
11秒 C で止まった。中央の文字は体験版の透かし
T2 の画面録画(13秒)

T3 2レイヤーを列ごと自動で進める実測

設定: コンポジションの Autopilot=Play Next Column、進むタイミング=Longest Clip、loop=OFF(レイヤーの Autopilot は OFF)。QLab の「グループ1回で大型ビジョンと LED が同時に変わる」に当たる。

列1列2列3
レイヤー2(上)C 3秒D 5秒A 3秒
レイヤー1(下)A 3秒B 3秒C 3秒
次へ進んだ時刻0秒3秒8秒(列2の長い方=5秒で進んだ)
1秒: 列1
1秒 列1(2レイヤーとも列1)
4秒: 列2
4秒 列2(2レイヤー同時に切替)
9秒: 列3
9秒 列3(5秒の D が終わってから)
13秒: 列3のまま止まっている
13秒 列3で止まった
T3 の画面録画(16秒)

T4 画像の上に CM を重ね、終わったら画像を残す実測

設定: 同じ列の下のレイヤーに白の静止画、上のレイヤーに3秒の動画(再生モード Play Once & Clear=1回再生したら消える)。QLab の「WINNER・DUNK 紹介」(くじの画像の上に CM を流す)と同じ構成。

1秒: 白の画像の上に緑の動画が重なっている
1秒 白(下)の上に緑の動画(上・内側の四角)
4秒: 動画が消えて白の画像だけ
4秒 動画だけ消え、画像が残った
T4 の画面録画(8秒)

出力そのものを 60fps で録画して確認実測

Arena の出力(Output → Fullscreen)を2台目のディスプレイ(UVC キャプチャにつながっている系統)に出し、その画面を 60fps で9秒録画した。全 540 コマの中央の色を1コマずつ判定した結果:

コマ時間中央の色
1〜961.60 秒黒(再生前)
97〜2773.02 秒(181 コマ)緑(上の動画=CM 役)
278〜5394.37 秒白(下の静止画)

緑の最後のコマ(277)の次のコマ(278)がもう白で、間に黒や中間色のコマは無かった。3秒の動画がちょうど 181 コマ(約3.02秒)出て消えている。

切り替わり前後の10コマ: 上段5コマは白の上に緑、下段5コマは白だけ。黒いコマはない
切り替わり前後の10コマ(左上から順に 273〜282 コマ目)。上段が CM 中、下段が CM 終了後。黒いコマは無い
出力の録画(9秒・縮小版)

録画の最後の1コマ(540)だけ灰色だったのは、録画終了時の書き出しによるもので、切り替わりとは関係ない(その前の約4.4秒は白で安定)。画面の取り込みは 60fps で、表示の更新とずれて同じ絵が2回入るコマはありうるが、黒が入ればそのコマに出る。

仮定と未確認

内容区分確かめ方
T4 の切り替わりに1フレームの隙間が出ない確認済み出力を 60fps で録画し、全コマを判定(上の T4)
体験版の透かし以外に、製品版との違いはない未確認—
7.22 以上へのライセンス更新の費用と範囲未確認Resolume のアカウントページの Renew/Upgrade

参考: 手持ちライセンスの 7.13.2 の場合

同じ Mac mini の Arena 7.13.2(製品版)で先に試した結果。画面の記録はなく、API の読み取り結果のみ。